情熱プログラマーを読んだ
仕事の休憩時間とかで読める技術書がよくて、「手を動かす系」ではなく「読み物系」の本が良かったので情熱プログラマーを買ってみました。
今はプログラマーではない仕事をしているので、それを目指すための情熱を忘れないために読み始めました。
プログラマーがいかに楽しい仕事か、いいプログラマーはどのようなことを実践しているのかといった行動が書かれていて、普段の仕事にも活かせる内容が多かったです。
以下、読書メモ
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- コーディングはもう武器にならない
- コーディングだけでなくビジネスに関する知識も必要
- そういう知識こそ、肝心なところで開発者に差をつけることになる
- 自分の給料はビジネスから生まれてる
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- 万能になろう
- ソフトウェアは少なくともソフトウェア要件と同じくらいに柔軟性がある
- ソフトウェア開発は俊敏にやらなくちゃいけない
- 多芸という言葉は、器用貧乏みたいな悪口として使われることが少なくない
- 君の目標が最後まで生き残ることなら、自分自身の汎用性を高めておいたほうがいい
- 生き残るには、特定のプラットフォームに偏らないことが求められる
- 誰にでも好みはあるけど、ひとりよがりの理想は家に置いてこなくちゃいけない
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- 愛せよ、さもなくば捨てよ
- 自分の仕事で秀でた存在になりたければ、自分の仕事に情熱を注がないとだめ
- 情熱を持てるか?
- 熱中できるか?
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- 魚の釣り方を学ぶ
- 老子「人に魚を与えれば、それは一日の糧となる。しかし魚の釣り方を教えれば、それは一生の糧となる」
- ツールの使い方だけじゃなくて仕組みを理解しよう
- 雇う側は、自分のことは自分でできる自立した人を雇いたい
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- 一に練習、二に練習
- とにかく「練習」しようという話
- 自分の技術に対して時間を投資しよう
- 普段使っているプログラミング言語でほとんど使ったことがない機能がないか?
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- 巨人のの上で
- ソフトウェア開発は、過去に発表された数々のコードから有益なパターンやトリックを掘り起こせる
- 有名な例がデザインパターン
- 問題の解決方法を探すことよりももっと重要なのは、既存のコードを自分のスタイルや能力を見直す虫眼鏡として利用すること
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- デイリーヒット
- 報告できる成果を毎日あげろ
- 日単位でも週単位でもいいから自分にとって適切な単位で目標を設定し、その達成状況を追跡調査するだけで、自分の行動を大きく変えることができる
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- 今の職務を全力で
- 野心を抱け。でも全面には押し出すな
- 野心は持つべき。目標を持つのもいい、成功を望むのもいいことだ。
- 気持ちを現在に集中するほうが、目標そのものにこだわっているよりも目標に近づける
- 現在に商店をあわせていれば、日々の小さな勝利を楽しむことができる
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- 今日どれだけうまく仕事ができるか?
- 日々の仕事の中で忘れていた仕事は、おそらく想像力を掻き立てるような仕事ではない
- できれば他人に押し付けたい義務的な仕事であるはず
- 挑戦したいという意欲をそそらない
- そういう退屈な仕事はあまり頭を使わない仕事であることが多い
- どうすれば平凡な日常業務(労働時間の80%以上)をこなしながら自分自身の意欲を掻き立てて創造力を発揮できるか、考えながら仕事をやっていく
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- 保守作業の真価を知る
- メンテナンスだって自由で創造的にやれる
- プログラマ「社会」全体となると、カーストに見られるような階層意識が驚くほど根強い
- 保守作業に期待されるのは、できる限りコストをかけずにソフトウェアの円滑な動作を維持すること
- [コラム 失敗と摸倣]
- ほとんどのwebアプリケーションでは、よほど大規模でない限り、厳しい難題にぶつからない
- → あまり失敗することがない
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- オレ、作文的なのは得意っすよ
- テキストコミュニケーションがベースとなり、大量の文章を書く機会が多い
- 文章を書くことが仕事の一部になるとすれば、もっと作文技術を磨いたほうがいい
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- 自作のコードをリリースしよう
- Release Your Code
- フィヨルドの自作サービスで実践できそう
本を読んだうえで実践できそうなこと
- p31 小さなプロジェクトに2回取り組む
- p68, p73 いつかやろうと思い続けてる仕事を見返す
- p118 開発日誌をつける