はじめに

7/16 ~ 7/17にかけて一泊二日で富士登山へ行ってきました。
コロナ解禁後ということもあり、登山者は多かったです。
今回はガイド付きツアーを利用して私+友人で参加しました。
登山中は天気にも恵まれ、景色・空気五感で感じられるものすべてが新鮮でした。

なぜ登ろうと思ったのか

大きな理由は30歳までに達成したいことの一つだったからです。
これと言って他にやりたいことが多くあるわけではないのですが。

もともとはソロで登るつもりでしたが、友人に声をかけてみたところ快く引き受けてくれました。

準備編

最初に課題となるのはやはり、登りきれる体力になると考えました。
自分はマラソンに出ていたので体力には自信がありましたが、山をなめるわけにはいかないと思って、登るのを決めた日から3ヶ月ほど筋トレとランニングをできるだけ積むようにしていました。

ちなみに同行した友人は私と正反対で、ほぼ運動経験のない男性でした。
無事にふたりとも登頂できました。

バックパック、雨具、靴はすべてレンタルにしました。

登山編

コースは富士吉田ルートでした。
ガイド付きだったので、全体で12名+ガイドという構成の班で行動しました。
班の内訳は結構バラバラで、若い人から50代くらいの女性までいらっしゃいました。

14時頃5合目をスタートし、標高に慣れるためかなりゆっくりのペースで進んでいきました。
16時頃7合目を通過。まだ元気だが、このあたりから明らかに酸素が薄くなり、呼吸が浅くなってくる。
19時頃8合目を通過。5合目から7合目まではすぐ着いたイメージでしたが、7合目から8合目、頂上までは非常に遠く感じました。
20時半ごろ、山小屋到着。今回は9合目の手前、多分8.5合目くらいの山小屋に宿泊しました。

7合目トモエ館 8合目くらいからの景色 山小屋から見えた、頂上へ向かう登山者のヘッドライトの筋

高山病キツイ

途中、高山病にかかってしまいめちゃくちゃきつかったのでメモしておく。
症状としては、頭痛と吐き気。実際に登山道で2回吐いてしまいました。
発症したタイミングとしては、8合目を過ぎたあたりから急に吐き気がしてきました。
その後も症状は続き、8合目から山小屋まで、山小屋から頂上までのところで症状に苦しみました。
途中バファリンを飲んだのですが、結局症状がおさまることはありませんでした。

厚生労働省検疫所によれば、ダイアモックスの服用で予防できるとの記述がありますが市販薬はないようなので、心配な方は事前に病院にかかるといいかもしれません。

22時から深夜2時頃まで仮眠を取り(私は頭痛で全く寝れず)、2時半ごろ山小屋を出発しました。
8.5合目の山小屋に泊まっていたので、頂上までの距離が短かったのは助かりました。

下山編

「下山がキツイ」という話を知り合いから聞いていたのですが、私は下山はめちゃくちゃ楽に感じました。
下山道が整備されているのも大きいですが、下山は下り坂が4時間ただただ続くといった感じでしたのでマラソンと似たような感覚でした。

おわりに

とても良い体験になりました。
登頂後の感想としては、「富士山登れたんだし、今後の人生でつらいことがあったとしても富士山に比べれば大したことないな」という謎の自信がつきました。

追伸 ヤマップめっちゃよかった

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